しょーやくんブログ

しょーやくんが主に趣味(マイクラ)に関して書くブログです。

原子炉運営計画の話

おひさしぶりです。

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鮭鯖での主な仕事(?)である原子炉の運用をしながら暮らしています。現在工場で運用されている原子炉は4機あります。

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これらの原子炉は全て同じ構成になっており、一度燃料棒をいれたら燃料棒を消化しきるまで冷却等の必要はありません。温度は常に0度に保たれます(外部からの影響がない限りは)。この原子炉構成はクアッド燃料棒4本を同時に運用することができ、発電速度は320EU/t、総発電量はウラニウム燃料棒の場合64,000,000EUでMFSU1個分以上となります。まだ測ってみたことはありませんが、wikiやフォーラムにはそんな感じで書かれてました。つまり4機の原子炉を同時に動かした場合、総発電量は1280EU/tで秒間25,600EUとなり、現在4個のMFSU蓄電施設はおよそ1時間44分でいっぱいになる計算です。

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この時点で相当な量の発電を可能にしてはいますが、マター生成器を動かし続け、その他関連機械も動作させるとやはり途中で電力切れを起こします。なにより原子炉が動作するのも燃料がある間だけという制約があるため、安定したマターの生成にはまだ遠いです。そこで工場では最終的にRTG燃料とMOX燃料を使った発電を目指しています。

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RTG燃料はプルトニウムを使用した燃料で、原子炉に入れることはできませんがRTG発電機(放射性同位体発電機)に使用します。このRTG発電機はRTG燃料を消費することなく電力を産み出します。つまり、燃料が完成さえすれば永久的に電力を得ることのできる夢のエネルギーリソースです。

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ただし、RTG燃料を5ついれた状態でも発電量は32EU/tと原子炉の10分の1程度しか生み出せないため、早急にエネルギーが必要な時には電力不足が起こるでしょう。

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そこでMOX燃料を使用します。こちらは原子炉に入れるタイプの燃料で、特性はウラニウム燃料棒とほぼ変わりませんが、プルトニウムで動作しており、再利用をする際のコストパフォーマンスに優れています。ウラニウム燃料を分解した時に大量に生成されるウラニウム238を使用して新たな燃料にすることができるためです。

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計画としては原子炉燃料をウラニウムで運用→原子炉をMOX燃料で運用→RTG燃料に移行という計画です。RTG燃料は確かに少量しか電力を産み出せませんが、大量に作ってしまえばいいのです。ちなみにこれらの燃料を生み出すためにマターを使用しているので実際の所電気を生み出すために大量の電気を消費しています。でもRTG燃料さえできればもっと莫大な電力を、運用の手間を省いて生み出すことがきるはずなので、地道に頑張っていきましょう…w